これでいいのか? JRA
これだけは言いたい (3) - これでいいのか? JRA -
前回、一口馬主(それも、なけなしの出資金でやっている)の視点で偉そうに書きましたが、いくら馬主の視点からグダグダ言っても、実際のところ日本の競馬は馬券の売り上げにより成り立っているわけです。それも前回書きました。
競馬ファン(馬券購入者)に対して、魅力あるレースを提供することを第一に考えるのは当然のことです。
しかし、このクラス分けルール変更によって、
「勝った馬は必ず昇級する」
これがすごく引っ掛かります。
勝った馬が上のクラスに行くこと自体に疑問は抱かないのですが、馬主の視点で考えると、"上のクラスに行きたくない馬"というのが出てくると思います。(今に始まった話ではありませんが)
以前も書きましたが、レース賞金は通常8着までしかもらえません。
つまり、500万下条件戦を勝って1000万クラスに昇級したとしても、そこで8着に入れなかったら賞金はもらえません。
それだったら、昇級せずに500万下で入着賞金を拾い続けた方が稼ぎになる、という話。
実際、現行の制度では平場500万下の1着賞金は 700万円。2着だと280万円。
1着を取るよりも、2着を3回取る方が賞金を得られる仕組みになっています。
もちろん、1000万クラスに昇級して、そこでも活躍できれば理想的ですが、馬主や調教師は自分の馬の能力はある程度分かっているわけですから、「昇級しない方が稼げる」と考える人が出てきても不思議ではないと思います。
何しろ競走馬はエサ代や管理費用など、何かとお金が掛かる生き物ですから、たとえ5着の70万円でも景気の悪い馬主にとっては貴重な収入。
しかしながら、どんな理由があっても「負けた方が得」なんてことは絶対にあってはならないことだと思うんです。
どの馬にも馬券を買っているファンが必ずいるわけです。
"競馬ファン(馬券購入者)に対して、魅力あるレースを提供する"
これと矛盾してないか?!
自分が馬券を買った馬が負けたとしても、それは仕方がないこと。
でも、もしこれが"わざと負けた"のだったら、すごく腹立たしいですよね。
実際問題、「わざと負けてこい」なんて指示を出される騎手がいるのかどうかは分かりません。しかし、
「3着に負けてしまったが、上のクラスでは厳しいのでこれでいい」(某馬主さんのブログ)
「ヒヤヒヤした。危うく勝ってしまうかと思った」(とある一口馬主のブログ)
といった記事を見たことがあります。
実際に"わざと負ける行為"が行われているかどうかは分かりませんが、"負けた方が得"というケースに気づいている馬主・一口馬主がいることは事実。
馬券購入者は、馬の能力だけでなく、馬主の思惑まで予想しなくてはならない?!
これでいいのか? JRA
(これが以前からずっと私が言いたかったことの本題です。大相撲の八百長疑惑騒動と時期が重なって、ちょっとビックリ。。。)


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